ダイエット前に作る太らない体の条件①
ダイエットをする前に、太らない体を作ることは非常に重要です。太らない体を作っておかないと、せっかく痩せたのにリバウンドをする可能性が高まってしまいます。そんなつらい思いをしないように太らない体を先に作っていきましょう。
目次
- ○ 適度なストレス
- ・ストレスとは
- ○ ストレスは敵か味方か
- ・ストレスも良し悪し
- ○ ストレスの現状
- ○ ストレスと肥満
- ○ ストレスに強くなる方法
- ○ まとめ
適度なストレス
ダイエットを成功するためには適切なストレスとの関わりが必要になってきます。人は幸せを追い求める生き物です。そのためストレスが強くなってくると幸せを追い求め暴飲暴食をする人が非常に多いです。
そうならないためにも、ストレスとの付き合い方を学んでください。
ストレスとは
ストレスとは、環境によって心や体に負担がかかっている状態です。気温の変化、気圧の変化、仕事、人間関係、金銭的問題、時間的問題などによりストレスを受けやすいと言われています。
ストレスは敵か味方か
ストレスは悪者としてとらわれやすいですが、実は使い方によっては味方にもなってくれます。
例えば、試合前のボクサーを想像してみてください。
ウォーミングアップをして、血圧、心拍数を上げて戦闘体制に入っています。それもストレスです。しかしこのストレスがなくなると、試合前なのにボーッとしてしまいます。
そんなボクサーが試合で勝てるわけがないです。ベストパフォーマンスを出すためにも適度なストレスが必要になります。
ストレスも良し悪し
ストレスは悪者として捉えられていますが、必要なストレスもあることを理解できましたか?
では、良いストレスと悪いストレスの違いを確認していきましょう。
悪いストレスは、ストレスが強すぎて心身ともに反応できない状態になってしまったり、極度に落ち込んだり悩んだりしてしいます。そう行ったストレスは敵になります。
良いストレスは、ストレスが自分で対処可能な範囲であったり、これはチャンスだ!と前向きに考えられるストレスは良いストレスと言えるでしょう。
ストレスの現状
厚生労働省が出している平成29年労働者健康状況調査にて、強いストレスを受けていると思う人は(58.3%)もの人が強いストレスを受けていると訴えています。
ストレスを受けるポイントとしては、
仕事の質・量が(62.6%)、
仕事の失敗、責任の発生等が(34.8%)、
対人関係が(30.6%)となっています。
平成24年の調査では1位が対人関係(41.3%)だったのに対して、平成29年には仕事の質・量が1位になっています。
私の考えではありますが、セクハラに対するコンプライアンスの変化から対人関係のストレスは減っているものの、仕事の悩みが表面的になってきた感じがします。しかし、どちらにも言えることは職場内での“コミュニケーション”の問題ではないかと思っています。
会社内で良好な関係を築けていれば、仕事・対人関係の悩みは大きく減少すると思います。
ストレスと肥満
ストレスを受けるとコルチゾールというストレスホルモンが発生します。
このホルモンが発生することによりストレスに対する反応をすることができます。
ストレスというのは、動物の獲物を捕食する、敵に捕食されそうになる際に強く感じます。闘うか逃げるかの時にコルチゾールが発生します。
コルチゾールは筋肉を使うために血糖値を上げて筋肉へエネルギーを供給します。しかし現代で慢性的にストレスを感じている人は、闘うことも逃げることもしません。その結果、高い血糖値を使うことがなくなってしまい、インスリンによって体内へ吸収して行きます。そのため、慢性的にストレスを受けている人は太りやすい体へと変わってしまいます。
また特に女性はストレスを発散するために【食】に走る傾向も非常に強いです。
ストレスに強くなる方法
ストレスに強くなる方法なんてあるのでしょうか?
同じストレスを受けても落ち込む人と落ち込まない人いると思いますが、違いはなにか説明をしていきます。
ストレスに強くなる方法は、生活習慣を整えることです。
良質な栄養と水分、睡眠時間の確保、適度な運動、リラックスの時間を作るなど健康に欠かせない習慣が絶対的に必要になってきます。心身ともに安定した状態は健康な体からです。健康な体は簡単にストレスで潰されることはないでしょう。
また、考え方を変えるということも大事です。
例えば、
「今日中にこの仕事こなしておいて!」
と上司に頼まれたとしましょう。その時のあなたの考え方で全て変わります。
『うわー、こんなの今日中にできるわけないじゃん』
と思う人と、
『部長こんなに僕のことを信頼してくれているな!やるしかないでしょ!』
と思う人がいます。この時のストレスの感じ方はどうでしょう?
同じ現象でもポジティブに捉えるだけで大きく変わってきます。
後者の状態になるためには、その場の気持ちの変換も必要ですが、普段からの上司とのコミュニケーションも関係しています。
信頼している良い上司に言われたらポジティブに捉えられますが、信頼していない上司に言われたら正直イラっとしますよね。なので普段からの職場内でのコミュニケーションが非常に大切になってきます。
まとめ
ストレスは決して悪いものだけではありませんが、悪いストレスを慢性的に受けていると太りやすい身体になってしまい、ダイエットの阻害となってしまいます。
まずはストレスのコントロールをして行きましょう。そのためには、生活週間を整えること、コミュニケーションを円滑にすること、ストレスの発散方法を身につけること、発想の転換ができることが大切になってきます。強いストレスを受けていると感じている58.3%の人はこの方法を実践してみてくださいね。